発達障害の服薬、ついに決断。35歳の私が「母親失格」だと思い詰めた夜を越えて
今日は、デリケートな、でも避けては通れない「お薬(コンサータ/インチュニブ等)」のお話です。
小4になってから、学習面での遅れと、多動によるトラブルが目立つようになりました。 主治医からは以前から提案されていましたが、私はずっと拒否してきました。
「薬で性格が変わっちゃったらどうしよう」 「親の楽のために、子供に薬を飲ませるの?」 「私の育て方が悪いから、薬に頼らなきゃいけないの?」
自分を責めて、責めて、夜も眠れない日々が続きました。
息子が放った、衝撃の一言
ある夜、宿題がなかなか終わらずパニックになった息子が、泣きながら言ったんです。
「お母さん、僕の頭の中、ずっと運動会みたいにうるさいんだ。静かにしたいのに、できないんだよ」
ハッとしました。 困っていたのは、私じゃなくて、息子本人だった。 本人が一番、自分のコントロールの利かない脳に苦しんでいたんです。

「眼鏡」と同じだと考える
悩みに悩んで、パパとも何度も話し合い、先月から服薬をスタートしました。 結果として……。
世界が劇的に変わったわけではありません。 でも、息子が「あ、今、先生の話が最後まで聞こえたよ」と笑うようになりました。
お薬は、個性を消す「麻酔」ではなく、ぼやけた世界をはっきりさせる「眼鏡」なんだ。 そう思えるようになってから、私の肩の荷がふっと軽くなりました。
同じ悩みを持つママへ
お薬を使うことも、使わないことも、どちらも「愛」だと思います。 大事なのは、世間の目じゃなくて「本人がいかに楽に生きられるか」。
もし今、一人で悩んでいるなら、まずは信頼できる専門家にその不安を全部ぶつけてみてください。 母親が一人で背負う必要なんて、どこにもないんだから。

